【CJC=東京】メキシコ中東部プエブラ州サンラフアエル・トラナラパン村で、福音派キリスト者70人以上が9月17日、土着宗教と融合した『伝統的カトリック』信者から「十字架に磔にするかリンチかだ」と脅迫され、当局から追放処分を受けた、と米国の福音通信ワーシー・ニュースが報じた。有力紙『ラ・ジョルナダ・デ・オリエンテ』は、州政府は『伝統派カトリック』の圧力に屈した、としている。
9月12日までに村から離れるよう命令されたのはプロテスタント50家族。ただ遠隔地で礼拝するという条件で滞留を許された家族もある。
州知事が追放を阻止出来なかったのは、自身が追放されるのを恐れてのこと、と現地メディアは伝えている。