希望の教会、フロンティア・ミニストリーズ代表を務める尾形守牧師は17日、東京・吉祥寺で開催された同教会主催「いやしセミナー」で、「伝統に対する遠慮や人の顔色を見ての行動、恐れ、人間的な気配りなどは、聖霊の働きを妨げる結果になる」と述べ、ただ単純にイエス・キリストを受け入れる信仰を持つことと、あらゆる罪や病の束縛からの御言葉による解放を訴えた。
このセミナーは毎月第3木曜日の午後7時から、東京・吉祥寺永谷ホール2階で開かれている。この日は20人の参加者が集まり、尾形師の語る聖書のメッセージに熱心に耳を傾けていた。
尾形師は講演の中で、「福音にはいやしと解放の力がある。死から命へ、呪いから解放へ、罪から赦しへ導く力がある」と語り、「力」のギリシャ語「ドゥナミス」から派生した言葉「ダイナマイト」が象徴するように、罪も病も死も呪いも「全て吹き飛ばす」のが福音の力、聖霊の力であると説いた。
尾形師は、「単純に信じましょう。神の知恵、神の力で、悪霊を吹き飛ばし、呪いを破壊し、恐れを断ち切りましょう」と会衆に強く呼びかけた。
参加者の一人は、「(セミナーに)いつも参加しています。生きる神さまの力、イエスさまの働きを感じます。日々の生活に力を与えられ、喜んで生きることが出来ます」と生き生きとした信仰の証しを語った。
毎週金曜日の午後7時からは、賛美と祈りの集会「ミラクルワーシップ」を開催しており、6月1日には中国の二胡奏者スザンヌ・シュウさんが、自身の救いの証しと「いやし」の演奏を行う予定。8月1日には同教会を移転する計画を立てており、東京・武蔵堺駅から徒歩5分の武蔵野日本赤十字病院近くに献堂する考えだ。
問い合わせは、希望の教会(電話:0554・63・5316、ホームページ:http://hopechurch.fc2web.com/)まで。