【CJC=東京】教皇ベネディクト16世は7月7日、夏期休暇のためローマ郊外カステルガンドルフォの離宮に移った。同日夕、現地に到着した教皇は、町の広場に面した離宮のバルコニーから市民に挨拶した。
教皇のカステルガンドルフォ滞在は、9月末頃までの予定。7月中、教皇による毎週水曜日の一般謁見は行わない。8月3日(水)から再開される。
日曜正午の祈りの集いは毎週、カステルガンドルフォの離宮中庭で行われる。
カステルガンドルフォは、ローマ南部の丘陵地帯、カステリロマーニの一角にある、人口およそ9千人の町。17世紀から、夏の滞在地として歴代教皇を迎えてきた。