【CJC=東京】教皇ベネディクト16世は7月5日、バチカン(ローマ教皇庁)機関紙『ロッセルバトレ・ロマノ』創刊150周年を迎えたのを機に、同紙本部を訪問した。
教皇は、関係者に挨拶を伝え、「あなたたちの、見えない所での疲れを知らない日常作業が、使徒ペテロの後継者の宣教の働きに奉仕するという、この独特な形のコミュニケーションを作り出しており、福音宣伝と真理の証しに重要な貢献をしている。教皇の教えを広め、教皇やローマ教皇庁の活動に関する情報を提供し、さらには世界のカトリック生活を反映させることで『ロッセルバトレ・ロマノ』は信者に、キリストの言葉と教会の教導職の光の下で、信徒が現実の諸問題を考えるのを助けている。この点で、聖座の新聞は重要なリソースであり、さらに理解、認識される必要がある」と語った。