【CJC=東京】英国国教会とルーテル派の国際委員会第3段階は、エルサレムで6月18~25日、6回目の最終会議を行い、より大きな神学上の合意が宣教に調和のとれた行動に導けるか、を討議して閉幕した。
委員会が現在の形で設立されたのは2004年。その働きは神学者の集まりというよりは、地域レベルでの協力を推進するためのものだった。ただ神学をなおざりにしているわけではない、と国教会側の共同書記アリソン・バーネット=コーワン氏は言う。
27日に発表されたコミュニケは、委員会の最終報告を、「教会の礼拝と証し」という教会一致というエキュメニカルな概念に結び付いたもの、としている。