ノエル・ウッドロフ師を中心とする世界75カ国に広がる使徒的ミニストリー、コングレス・ワールド・ブレイクスルー・ネットワーク(以下CWBN)が推進する教会ネットワークの働き「ブリッジング・ザ・ギャップ(以下、BTG)」が、近く日本で始まろうとしている。ディレクターは、1967年から74年まで生駒聖書学院の学院長を務めるなど、日本の宣教に大きく貢献してきたダビデ・カップ師。BTGへの理解を深めることを目的に10日から12日まで、岡山県倉敷市内で「ブリッジング・ザ・ギャップ聖会」を開催した。
聖会では、CWBN所属の宣教師総勢15人が世界中から応援に駆けつける中、ウッドロフ師とカップ師らがBTGの働きについて、その概要を説明した。遠くは九州や関西からも牧師や信徒リーダーたちが参加し、また多い時には170人を超える人数が集まるなど、CWBNに対する国内での関心の高さが伺えた。
BTGは、教会でささげられる礼拝が儀式的なものにとどまらず、学校、職場、社会、環境などで信徒が直接周囲に影響を及ぼすことのできる教会形成を目指す。「教会全体の中で改革されなければならないところは何か」ということに焦点を当て、教会が内側から変わらなければならないという理念で進める働きだ。
今年9月には関西でも聖会を予定しており、今後の動きが注目される。