【CJC=東京】ルーテル世界連盟は6月9~14日、常議員会をジュネーブのエキュメニカル・センターで開催した。常議員会は11日、2012~17年戦略計画を採択、また最終日の14日、ローマ・カトリック教会、メノナイト世界会議との間で3方向の協議を行なう計画を承認、3派から各4人の代表による対話委員会設立をマルチン・ユンゲ総幹事に提案した。
常議員会は、加盟教会と、対話委員会へのルーテル派代表を選出するに当たって性、地域、他派との親密度、問題意識などを検討することを求めた。またルーテル・ペンテコステ国際委員会への準備を進め、経過を次の評議会で報告するよう、ユンゲ総幹事に求めている。
次回常議員会はジュネーブで来年6月14~20日に開催される。今回リベリアのA・エリヤ・ジナ常議員(29)にスイスがビザを発給せず、出席出来なかった。スイス政府が態度を変えない場合、開催場所変更も想定されている。同常議員はのビザ発給拒否は、個人的な事情というより内戦による混乱が影響している、と見られる。