【CJC=東京】中国政府が認可していない「家の教会」は「地下教会」と呼ばれるが、全国の牧師たちがこのほど全国人民代表大会(全人代)の呉邦国(ウー・パンクオ)委員長に宛て、北京の守望教会に対し行われている抑圧の調査、解決や宗教の自由への保障を求め、連盟で請願書を送った。
米国に本拠を置く中国の人権監視団体『対華援助協会』(CAA)は、請願を「悪化する現在の中国地下教会の状況を変化させ、中国人民共和国憲法で保証された宗教の自由を確固たるものとするための新たな章に突入する歴史的な機会の到来」と見ている。この様な動きは、中国共産党政権60年の歴史で初めての動きという。