世界的に著名な福音伝道者のビリー・グラハム牧師は15日、ノースカロライナ州アシュビルのミッションホスピタルから退院し、自宅に戻った。ビリーグラハム伝道協会(BGEA)が報告した。
グラハム氏は11日から肺炎で呼吸困難となったため入院していた。担当医のルシアン・ライス氏によると、体調は順調に回復しており、退院するに問題となることは何もないという。
グラハム氏は「自宅にとても近い病院に入院し、医師やスタッフの方々がすばらしい技術と愛のこもったケアをして下さったことに感謝しています。また私のために祈ってくださったたくさんの方々の心遣いに深く心を打たれています。すぐに通常の奉仕活動に戻ることができればと思っております」と述べている。
グラハム氏の広報担当者ラリー・ロス氏によると、入院中グラハム氏は担当牧師ドン・ウィルトン博士との聖書勉強や祈りに励んでいたという。
グラハム氏は今後も息子のフランクリン・グラハム牧師のリーダーシップの下にBGEAを通して状況を報告していくという。体調がさらに回復すれば、近しい友人の訪問も受け入れたいという。