【CJC=東京】ウガンダの同性愛活動家カシャ・ジャクリーヌ・ナバゲサラ氏が人権擁護のためのマーティン・エナルズ賞を受賞した。同賞は、国際アムネスティの初代総幹事を記念して設定されたもの。
英国国教会のクリストファー・セニョンジョ引退主教は5月6日、今回の受賞が、アフリカ東部諸国の少数派の権利擁護に貢献するものとして、「わたしたちの立場を支持し、わたしたちの苦難を理解する人が存在することを知った」と世界キリスト教協議会系のENIニュースに電話で語った。
一方、保守派教会指導者は、今回の受賞者は英雄ではなく、授賞が「不名誉な基盤」の上に行われた、と批判している。同性愛は悪であり、聖書とアフリカ社会では否定されている、という。