九州ルーテル学院大学は、07年度4月に「こども専攻」、「キャリア・イングリッシュ専攻」を新設し、人文学科を現在の4コースから2コース体制へと改編する。今年大学開設10周年を迎える同大は、専攻体制の刷新により「新しい時代の求める課題に応える」としている。
新設される「こども専攻」は、様々な学びを通して、保育士・幼稚園教諭を中心に子どもに関わるあらゆる分野のスペシャリストを育成することをめざす。他大学に先駆けて「次世代育成支援センター」を立ち上げ、併設のルーテル学院幼稚園と協力して、子育て支援事業の「こひつじの会」や「ルーテルキッズサッカー」などのプログラムを始める。
一方「キャリア・イングリッシュ専攻」は、国際社会で通用する英語力を身につけさせることや、即戦力のあるビジネス・パーソンの育成をめざす。少人数制での授業や英語ネイティブ教員による授業を通して、英語で話す・聞く・考える・発表する力を伸ばす。また、ITや経営学、マーケティングなどの授業を通して実社会での即戦力を養っていく。