日本福音主義神学会西部部会の秋期研究会議のプログラムが決定した。参加者が宣教で力を得るために、福音派の宣教を生み出してた原動力を4つの教派の立場から発題し互いに学びあう。
研究会は「福音主義的衝動とその運動を神学的に彫琢する」の題目の元、1977年に福音派が抱える諸問題について代表的福音派指導者が問いかけた声明、「シカゴ・コール」に答える形で開催される。
発題者はルター派系、ピューリタン系、アナ・バプテスト系、メソジスト系の神学校より招かれそれぞれの活動の根源を提示する。
具体的には「バルト神学へのスタンスのあり方」、「ペンテコステ・カリスマ運動」、「ギャラップ調査」「米国のキリスト教原理主義」、「日本における靖国参拝」「ベニーヒンの集会における君が代斉唱」等のトピックが取り上げられる。
プログラム決定の経過は28日、一宮基督教研究所が発行したインフォメーション・メールに掲載された。11月の研究会開催に向けて宣教の力を呼び覚ます神学に期待が集まる。