万代栄嗣牧師は9日、東京福音センターの集会で列王記第一17:8-16を本文に説教し、「奇跡のある生活を体験するためには、恐れてはいけない」と述べ、悩みや問題を神にゆだねて何も思い煩わないで(ピリピ4:6)、なすべきことを行い、何よりも神を第一に求める(マタイ6:33)クリスチャンの生き方を示した。
恐れてはいけない
万代師は、希望を失ったツァレファテのやもめにエリヤがまず「恐れてはいけません」と命じたことを強調した上で、「恐怖、不安、恐れ、なげやり、否定の思いに、私のこころをゆだねないこと」と述べた。
多くの日本人が自分の悩みを1人で抱え込みがちなことについて、「聖書は『何も思い煩うな』『悩んではいけない』と書いてある。抱え込んでいても問題は解決しない。(こころの中で)問題が雪だるま式に大きくなる」とし、「何よりも神にゆだねてください」と語った。
行動しよう
万代師は、ツァレファテのやもめがエリヤの言葉に従ったことを強調し、「クリスチャンの成すべきことはするように」と、日々の聖書の通読や祈りの習慣づけ、神から示されている教会の奉仕などをまずはしっかりと実行することを勧めた。
クリスチャンの生き方は神さま第一主義
万代師は、エリヤがツァレファテのやもめに、自分のためよりも先に「まず、私のためにそれで小さなパン菓子を作り、私のところに持って来なさい」(13)と命じたことを強調し、「クリスチャンはどんなことでも神さま第一主義。何事も神さまを第一にしよう」と語った。
最後に万代師は、「エリヤを通して言われた主のことばのとおり、かめの粉は尽きず、つぼの油はなくならなかった」(16)奇跡を起こした主は「いまも同じように生きて働いておられる」と語り、「あなたの祈りを神は聴いておられる。私の思いをささげだして、神に受け止めてもらいましょう」と訴えた。