4日、財団法人日本聖書協会主催「国際聖書フォーラム2006」は2日目を迎え、その日に行われた全12講義の受講者数はおよそ570人を数えた。日本の説教と説教学の権威である加藤常昭牧師(日本基督教団代田教会)、東京神学大学の山内眞学長や、高円寺教会(カトリック東京教区)赴任後、最初の1年間で84人もの受洗者を出した晴佐久昌英神父など、教派を超えた著名人が次々と講演した。
会場には書籍販売のほか、エマニュエル・トーヴ博士の妻、版画家リカ・トーヴさんやバイブル・アンド・アートミニストリーズ(町田俊之代表)メンバーの作品を展示したアート・ギャラリー、書き写して聖句を味わうユニークな聖書「写教聖書」(ティー・ユー企画)や世界初、光を用いて聖書を聞く可視光通信体験コーナーなど、多数展示を取りそろえている。講演の合間にはたくさんの受講者が足を止め、聖書に関係したそれらの展示を楽しんでいた。