文部科学省は22日、本年度の「特色ある大学教育支援プログラム(以下特色GP)」に立教大学や関西学院大学のプログラムを含む47件を、申請410件の中から採択したことを発表した。
両大学から選ばれたのは、立教大学の「立教科目」と関西学院大学の「理系のためにデザインした英語教育システム」の各プログラム。「立教科目」は学生が建学精神と実社会においての応用力をバランスよく学べることを、「理系のためにデザインした英語教育システム」は理系学生が効率よく英語による総合コミュニケーション能力を身につにけられることをそれぞれ特色としている。
特色GPは、高等教育の活性化を目的として、国公私立大学で行われているさまざまな大学教育改善への取り組みの中から、特色ある優れたものを選定し財政支援を行う文部科学省のプログラム。2003年度から5年計画で実施されており、初年度は申請664件に対し80件が、前年度は534件の申請に対して58件が採択されている。なお、過去には国際基督教大学や同志社大学、上智大学などのプログラムも選定されている。