本郷台キリスト教会の池田博牧師(神奈川・横浜市)が2月26、27日の二日間、柏グローリーチャペル(佐々木正幸牧師、千葉・柏市)で祈りのセミナー「祈りは私を変え、教会を変える」を4回のセッションにわたって行った。池田牧師はセミナーで、本郷台キリスト教会の祈りの体制について、また祈りの定義などについて、自身の信仰体験や証しを用いて聖書の御言葉から詳しく説いた。
本郷台キリスト教会では「わたしの家は、すべての民の祈りの家と呼ばれるからだ。」(イザヤ56:7)、「あなたがたも生ける石として、霊の家に築きあげられなさい。(?ペテロ2:5)などの聖句を掲げ、祈りによって愛が結ぶ教会を実現している。
池田牧師によると、同教会は、礼拝が勝利するために4つの祈りの柱を置いている。同牧師は4つの柱として?四隅の祈り(礼拝中に会堂の四隅で祈り、悪霊の働きを封じる)、?密室の祈り(礼拝中に牧師のために祈祷室で祈る)、?礼拝勝利祈祷会(毎週土、日曜日の早朝に、礼拝、牧師、信徒、奉仕者のために祈る)、?インターセッサ−(自発的に自由な席で祈る)を挙げ、これら4つの祈りの奉仕を通して礼拝が神の臨在に満ちて天の御座から一人ひとりに語られる生きた礼拝となる、と説明した。
池田牧師は、祈祷会、援護祈祷、とりなし手帳、祈りのウオーキングなど、多様な祈りの働きを紹介した。本郷台教会は、祈りを通して神に用いられる教会として多くの信徒を集め、その発展のとどまるところを知らない。
また、とりなしの祈りの大切さや教会を祝福と勝利に導く祈りについて語った。
最後に「教会が祝福されると、家が祝福され、また個人が祝福される。貧しい中でも物質を捧げ尽くし、忙しい中でも祈りの時間をつくりだし、物質も時間も無にして天に富を蓄える人生こそが真の祝福を得られる鍵なのだ」と述べた。
同セミナー主催教会の佐々木牧師はセミナー開催までの経緯について、「祈りの重要性を感じていても、どのように祈るのか、どのように祈りの中でビジョンを頂くのか具体的に分からない人が多いのではないか。しかし、一人ひとりの祈り、またグループの祈りが教会を支え、リバイバルの火付け役となる。今回、すばらしい祈りの働きで著名な池田先生から祈りについて深く学び、一人ひとりの信仰、また教会が発展することを願って、このセミナーを開催した」と説明した。
柏グローリーチャペルでは、今回のような特別セミナーのほかに「カフェグレイス」という不定期のコーヒーショップライブを同教会の1F部分で行っている。「ヨーロピアン調で暖かい素敵なカフェで本格的なライブを聴くことができる」と好評とのこと。