メシアニック・ジューの指導者として世界的に著名なアーノルド・フルクテンバウム博士(ロシア出身、ユダヤ人伝道団体『アリエル・ミニストリーズ』理事長)が3月に来日、東京と大阪で行われる「ハーベスト・タイム・ミニストリーズ」(中川健一理事長)主催のセミナーで講演する。「ユダヤ的視点から見たメシアの生涯」がテーマ。
主催側によると、同博士は、ユダヤ教ラビの家系に生まれ、幼少時代から旧約聖書の教育を受けた。やがて家族と渡米し13歳でイエス・キリストをメシアと信じた。
同博士は2000年に来日した際、同じテーマで講演した。参加者らからの強い要望で今回再講演が決定し、前回よりも講義時間を拡大、2都市ではそれぞれ2日間の日程で講演する。
前回参加した牧師の一人は「学びの中で、ユダヤ人が嫌うイエスは、聖書のイエスではなく、サタンが教会史を通して作り出したイエス(第2コリント11章4節)と分かった。日本人が信じるイエスも、また聖書のイエスとは違うイエスなのではないか。イエスを信じてもキリストの御業が現されないのも、これが理由ではないだろうか」と感想を述べている。
東京での講演は同月7、8日(連続講義)お茶の水クリスチャンセンター(東京・千代田区)で、大阪は同月10日、11日(同)梅田スカイルーム・タワーイースト36階(大阪・大阪市)で開催。問合せはハーベスト・タイム・ミニストリーズ(電話055-993-8880、FAX055-993-8883、[email protected])へ。