憲法九条の保護と国際アピールを目的とする「宗教者九条の和」が16日、衆議院第2議員会館で、国民投票法案の廃案を求める集会を開催した。一般、仏教界、キリスト教からの参加者合わせて35人が参加。山本俊正・日本キリスト教協議会総幹事の姿もあった。
カトリック新聞によると、山本総幹事は集会で挨拶し、15日に教育基本法改正案が衆議院を通過したことに触れ、平和主義という教育の基本理念が取り崩されようとしているなどと語った。
このほか日本共産党議員、社民党党首、金光教関係者らが演説をした。集まった5857人分の署名を議員らに提出後、参加者らは国会議事堂前で同法改正に反対する抗議デモを行った。