全世界祈祷日(Global Day of Prayer)の創始者グラハム・パワー氏が、今年の5月27日のペンテコステにあたる全世界祈祷日に、アフリカ最高峰のキリマンジャロに約100人の参加者と共に登り、祈りを捧げる計画を立てていることを明かした。4日、英紙クリスチャントゥデイが報じた。
参加者は27日までにキリマンジャロの山頂まで登り、全世界のために悔い改めとリバイバルのために祈りを捧げる予定。全世界祈祷日は今年、世界220ヶ国の参加を目指し、27日当日には近くの丘や山に登り、祈りを捧げることを勧めている。
ロンドンでの全世界祈祷日の発起人であるジョナサン・オロイド師は「グラハム・パワー氏と共に登山に挑む人々が、忙しい中時間を割き、人里離れた高い場所で神と出会おうという、クリスチャンに対して良い模範を示してくれている」と述べ、パワー氏の発案に賛同を示した。
またオロイド師は、「モーセと我らの救い主であるイエス・キリストという我々が最も尊敬する2人が、山の上で神と出会ったというのは単なる偶然ではない。彼らが山の上で神と出会えたことによって、彼らは神からの命令をいただくことができ、力と霊性を与えられたのだ」と述べた。
国際的な祈祷運動である全世界祈祷日は、南アフリカのビジネスマンであったグラハム・パワー氏が第二歴代誌7章14節の御言葉を受けて01年、南アフリカの諸教会に共に祈るように呼びかけたのが始まり。同年4万5千人が集まった。運動は03年にアフリカ大陸全体に広がり、05年には156ヶ国が参加。世界規模での祈りの運動となった。昨年は199ヶ国が参加している。
ロンドンの全世界祈祷日には公式サイト(http://gdoplondon.com/)があり、全世界祈祷日に関する画像(英語)も見ることができる。