日本政府は5日、北朝鮮が午前3時半から8時20分にかけて計6発のミサイルを発射したと発表した。それを受けて開かれた安全保障会議では、貨客船万景峰(マンギョンボン)号の入港禁止を含む計9項目の北朝鮮に対する措置を決めた。
安倍官房長官は、ミサイル発射について、「わが国として厳しい措置をもって臨む」と声明を発表。北朝鮮の貨客船「万景峰92」の入港禁止、北朝鮮への送金停止など、日本ができるすべての経済制裁措置を検討する見解を発表した。また、北朝鮮がミサイル発射モラトリアムをあらためて確認し、それに従った行動をとると同時に、6カ国協議へ早期かつ無条件に復帰することを強く求めた。