読売新聞(9日付)などによると、信者少女7人に教会内で性的な暴行をしたなどとして婦女暴行、準婦女暴行罪などの罪に問われた京都府八幡市の「聖神中央教会」元主管牧師、金保被告(62)の論告求刑公判が9日、京都地裁(上垣猛裁判長)で開かれた。
検察側は「宗教的、絶対的地位を利用した、人倫にもとる許し難い犯行だ」などとして懲役20年を求刑した。判決は来年2月21日。
金被告はこれまでの公判で「事実について争うことはしない」と述べている。共同通信社が9日伝えた。
起訴状によると、金被告は2001年3月〜04年9月、教会内の牧師室などで信者の少女7人(14〜16歳)に性的暴行を加えた(婦女暴行、同未遂罪計6件、準婦女暴行罪16件)。