「世界エイズデー」の1日、エイズの正しい知識を普及・啓発する街頭キャンペーンが全国各地で行われた。若者の街、東京・渋谷区のJR渋谷駅ハチ公前広場などでは同区保健所がキャンペーンを実施。エイズ・HIV啓発団体「アデオジャパン」ら4団体が啓発パンフレットやレッドリボンなどを配布し、エイズ予防と、患者や感染者に対する差別・偏見の解消を呼びかけた。(写真)
国連エイズ合同計画(UNAIDS)と世界保健機関(WHO)発行の「エイズ報告書」(05年11月)によると、世界のエイズウイルス(HIV)感染者は4030万人を突破した。05年の新規感染者は500万人、エイズで死亡した人は310万人だった。