20日、同志社女子大京田辺キャンパスの「聡恵館」増築工事が完了し、竣工式が開催された。昨年3月から行われていた今回の工事。地下1階の貴重資料室には、今出川キャンパスから移されたグーテンベルク聖書の複製も収められた。
今回の増築により、地下1階地上6階の聡恵館の西側に、鉄骨コンクリート造り約7600平方メートルが新築された。同館の1、2階にあった図書館の広さは倍になり、230席の大閲覧室やパソコンルームも新設。蔵書はこれまでより約10万冊増え、52万冊が収容可能に。そのほか、実習室や講義室も作られた。竣工式には約30人が出席。総事業費は約20億円。