貧困社会に生きる子供たちのスポンサーを募集するキャンペーンを実施したキリスト教系NPO「ワールド・ビジョン・ジャパン」(東京都新宿区)は、1000人の子供を支援する呼びかけに対し1020人分の支援者を獲得したと発表した。
キャンペーンは、同団体が今年3月から先月28日まで全国的に展開していた。昨年末のスマトラ沖地震などにより必要が拡大しているインドの子供たちへの支援を優先的に行う方針。
ワールド・ビジョンは、世界各国で貧困や困難に苦しむ子供たちを助ける最善策は子供たちの環境を改善する支援であるとの見方から、子供の成長に必要な安全な水や食糧を確保する生活環境、学校や家庭の教育環境、農業技術や職業訓練、保健衛生の整備に継続的に取り組む方針を表明している。依然として世界の多くの子供たちが支援を必要としていることから、キャンペーン終了後も引き続きこれらの環境整備を支えるスポンサーを募集するとのこと。詳細は同団体事務局(電話・0120-465-009)まで。