日本キリスト教協議会(東京都新宿区、NCC)の平和・核問題委員会(小笠原公子委員長)が、沖縄県名護市辺野古沖の米軍基地建設の中止を訴える声明を20日付で防衛庁長官らに提出していたことが、NCCの発表で24日までに分かった。
同委は声明で、住民らの反対を押し切って工事を行う防衛施設局に対し「地域の住民の声を無視した」などと批判。「地球規模で平和をつくり出すという感性を」と求めた。
新基地設置に反対する住民や有志らが辺野古港などで始めた座り込みは、今月20日で2年目を迎えた。20日現在、交代制で常時約150人が座り込みを続けている。