近畿福音ルーテル教会の女性信徒たちが参加する女性連盟の第52回大会が先月30日、千里山基督教会(大阪府吹田市、吉川清和牧師)で行われた。大会テーマは「生かされる恵み」。同連盟の会員約170人が参加し、主の中で互いの交わりを深めた。
午前中のコンサートでは、02年のワールドカップ日韓共同開催記念コンサートにも出演し、アルバム「イエスのまなざし」、「イエスの涙」などで有名なベドウ福沢路得子が、牧師家庭で育った自らの生い立ちや出産の辛さにあるときに信仰を強められた自身の体験を証しした。
午後からは安藤けい子牧師(港ルーテル教会)が詩篇23篇から「恵みと慈しみは私を追う」と題して説教し、イエス・キリストが一人の牧者として、いつも信じる者一人ひとりを導かれることを伝えた。
近畿福音ルーテル教会は02年から四日市ルーテル教会の杉岡直樹牧師をタイへ宣教師として派遣しており、説教の後にはC.クリンゲンスミス牧師(和歌山ルーテル教会)がタイ現地の宣教の様子を報告し、宣教のための支援を求めた。
会場では、千里山基督教会のクアイアによるハンドベル演奏や、ノールウェー出身のハラスタ宣教師によるチェロ演奏も行なわれた。
近畿福音ルーテル教会の女性連盟は、同教会に属する約30の教会の女性達で構成され、海外宣教や青年宣教への支援、機関紙「はぐくみ」の発行、また同教会が主催する様々な集会に親子で参加できるよう、集会ごとに子ども向けの別のプログラムを用意するなどの活動を行っている。