【米国=Christianpost.com】米コロンビア大がクリスチャン家庭を対象に実施した調査で、経済的に裕福な家庭の子どもほど慢性的な不安や脱力感、薬物中毒等の問題に陥る傾向があることが分かった。
ホワード家庭宗教社会研究センターのA・カールソン所長は、両親が子どもと一緒にいることの重要性を強調した。特に、十代のときに親とふれあう時間が大切なのだという。
同所長は「お金で愛は買えないとはよく言うことだが、親はここで選択を迫られる。子どもは人生で十代という限られた期間にしか親元にいないが、そのときが彼らにとって最も親を必要としているとき」だと強調している。
クラウン経済宣教協会(CFM)のH・デイトン代表はクリスチャン家庭の役割について、「キリストを知る人は、経済的な豊かさではなく、キリストの豊かさにあって神を敬愛する家庭を築くこと」だとしている。
医師として働いていたパルマーさんは、二児の育児に専念することを理由に十年前に退職した。パルマーさんは、退職をきっかけに我が子をもっと身近に感じるようになったという。経済的な裕福さよりも子どもとのかけがえのないときを求めた決断に公開はしていないと語った。