統一協会に合同結婚式への参加を強要されたとして、元信者ら3人が同協会を相手に損害賠償を求めていた訴訟で、最高裁(横尾和子裁判長)は26日、協会側の上告を退ける決定をした。協会に計920万円の支払いを命じた1、2審判決が確定した。
元信者への法的保護が保証されるかたちとなった今回の判決だが、入信や強制加入の予防など問題の根本的な解決策は、正統信仰に立つキリスト教会が取り組むべき課題として残されており、教会の団結が必要とされている。
2004年2月28日03時02分