【東京】第139回APEXセミナーが12月6日(土)、「グローバル化時代における日本のNGOの現在と今後 −増大する課題にどう立ち向かうか−」を主題に早稲田奉仕園(新宿・西早稲田)で行われる。国際機関等が発表するデータで明らかなように、グローバル化の副作用として以前から問題視されてきた貧富の格差の広がりは今日においても悪化の一途をたどっている。
こうした世界の状況の中で、日本の国際協力NGO(非政府団体)にも少なからず影響が及んでいる。政府や支援家からは、より高い専門性を求められ、一方、低迷する日本経済の影響を受けて市民からの寄付金は増えず、国際協力NGOの大きな資金源であった「国際ボランティア貯金」の交付金も現在の超低金利政策の下で、交付金が大幅に減少しているという。こうした厳しい環境の中でNGOはどのように立ち向かったらよいのか。これまでのNGO活動を広く見てきた経験を基礎に、今後の展望を伊藤道雄氏から伺う。
講師:伊藤道雄(いとうみちお)氏
講師プロフィール:(特活)国際協力NGOセンター理事兼国際・特別事業担当ディレクター。「アジア貧困半減協働ネットワーク」コーディネーター。アジアコミュニティトラスト運営委員会事務局長。立教大学21世紀社会デザイン研究科教員
●日時 2003年12月6日(土) 午後6時−午後8時
*午後5時45分受付開始
●会場 早稲田奉仕園 奉仕園会館五十人ホール
東京都新宿区西早稲田2-3-1
電話 03・3205・5411
(地下鉄東西線早稲田駅から2・3B出口を出て、徒歩5分)
●参加費 800円 (APEX会員300円) *定員50名