2003年10月8日12時10分

国連ハビタット、カレンダー収益金で地域復興事業

ハビタット・オリジナルカレンダー

アフガニスタンでは住民の飲み水の確保が大きな課題のひとつ。現地の紛争以前から都市部のわずか20%の住民しか水道を利用することができない状況の中、その水道施設も老朽化が進み、修復作業が急務とされている。最近5年間の記録的な干ばつのため、古い井戸は水が枯れ、ポンプで水を汲み上げることもできなくなっている。平均7人の家族で一日最低30−40リットルの水が必要だが、飲料水の購入は経済的に大きな負担であり、水汲みにも長時間を要する。

国連ハビタットでは、コミュニティフォーラムを通して、ハンドポンプの修理や設置、井戸掘り事業を行い、全ての人々が安全な水を飲み、安心して暮らせるよう、アフガニスタンでの水供給事業を行っている。
井戸掘り1本の落Zは10万円。国連ハビタットでは「ハビタット・オリジナルカレンダー2004」を販売し、収益金を「紛争後のまちづくり再建・復興事業募金」としてアフガニスタンにおける国連ハビタットの井戸掘り事業に充てている。

カレンダーは1部1,000円。
日本ハビタット協会 03・3512・0355(Tel&FAX)E-mail:japan-habitat@nifty.com