世界保健機関(WHO)は5日、台湾の重症急性呼吸器症候群(SARS)感染地域指定を解除、世界規模で流行したSARSの終息を宣言した。台湾は最後のSARS感染地域となっていたが、20日連続で感染者ゼロを記録し、指定解除基準を満たした。声明を発浮オたブルントラント事務局長は、「本日でSARSが地上から消えたというわけではないが、世界各地のSARS勢力は、完全にその勢いを失った」と発言。 WHOはSARSの流行が再燃する恐れがあるとして、各国に引き続き警戒を呼びかけている。
2003年7月7日09時07分
世界保健機関(WHO)は5日、台湾の重症急性呼吸器症候群(SARS)感染地域指定を解除、世界規模で流行したSARSの終息を宣言した。台湾は最後のSARS感染地域となっていたが、20日連続で感染者ゼロを記録し、指定解除基準を満たした。声明を発浮オたブルントラント事務局長は、「本日でSARSが地上から消えたというわけではないが、世界各地のSARS勢力は、完全にその勢いを失った」と発言。 WHOはSARSの流行が再燃する恐れがあるとして、各国に引き続き警戒を呼びかけている。