ワールド・ビジョン・ジャパン(以下、WVJ)は今月3日から、アジアやアフリカなどの発展途上国で生きる子どもたちの現状を伝える特別テレビ番組、「世界の子どもの日常生活」の第7話と第8話の放映を行う。同シリーズ番組は、WVJの支援プログラム「チャイルド・スポンサーシップ」への参加を呼びかけるために企画・製作された。貧困に苦しみながらも懸命に生きている子どもたちの姿を一人でも多くの人に知ってもらい、「チャイルド・スポンサーシップ」に参加してもらうことを目的としている。
今回放映される「世界の子どもの日常生活」第7話と第8話は、昨年11月に放映された第5話と第6話に続く第4弾目。第7話では、貧困に耐えるモンゴルの子どもたちの現状を、WVJのアソシエートアーティストの一人で福音歌手の森祐理さんがレポートする。また第8話では、アフリカとアジアの子どもたちの日常生活の現状が伝えられる。
番組一回あたりの放映時間は30分。放送エリアは、テレビ埼玉、千葉テレビ、テレビ神奈川などの地方放送局や、全国のケーブルテレビ局やスカイパーフェクトTVで視聴できる「LaLaTV」に限られている。WVJでは番組を収録した貸出用ビデオも随時貸し出しているため、番組が放映されなかった地域の住民にも視聴してほしいと呼びかけている。
現在日本では2万8000人が「チャイルド・スポンサーシップ」に参加し、貧困に苦しむ発展途上国の子どもたちと、その地域を支援している。同制度への参加費は毎月一人4500円。支援金は現地の子どもたちの教育、保健衛生、水資源開発や農業支援など、地域環境の改善のために使用されている。番組の放映日程やチャイルド・スポンサーシップの詳細についてはWVJのホームページ(http://www.worldvision.jp/)まで。