四国クリスチャン修養会が12−14日、「全四国をキリストへーこれからの地方伝道」(聖句:マタイ9:35「イエスはすべての町や村を巡って会堂で教え、御国の福音について教え、あらゆる病気・あらゆる災いを治された」)と題して開催された。田村幸三師(東京キリスト教会牧師、前・日本アライアンス神学校理事長)と岩田扶美二師(小松島栄光教会牧師、前・日本イエス・キリスト教団委員長)を招いてホテル奥道後(松山市末町)で行われた。
同修養会には、150−160人が集まった。この修養会は、約40年前にこの地で発足した「四国総動員伝道」の呼びかけがきっかけとなり、以降毎年開催されるようになった。
田村師は全3回の講演で、日本における初期プロテスタント教会による伝道と四国伝道の歴史について説明した。礼拝では、岩田扶美二氏が創世記のアブラハムからダビデ、イエス・キリストの十字架と救いに関する御言葉を宣べ伝えた。
田村師は世界アライアンス連盟創立に貢献したほか、日本アライアンス教団理事長、教会牧師、日本アライアンス神学校理事長・校長を歴任し、現在、同教団東京キリスト教会牧師。
礼拝で御言葉を伝えた岩田師は、日本福音同盟副理事長、日本イエス・キリスト教団委員長、関西聖書神学校理事長を歴任。日本イエス・キリスト教団聖徒教会の6つの教会を経て、現教会に就任した。
クリスチャン修養会は、教派を超えて各県で毎年1回行われている。来年の第40回修養会は松山で行われる予定。