全日本リバイバルミッションが11〜13日、モリトピア愛知(愛知県新城市)で、今年の10月に開かれるハワイ・リバイバルミッションの成功に向けたリバイバル拡大聖会を開催した。
主講師の黒田朔師(マキキ聖城キリスト教会主任牧師)がハワイでの宣教体験談を交えてメッセージを伝えた。実行委員によると、参加者は壮年を中心とした約200人で、朝晩、山に登って1時間半の祈祷をささげるなど、熱い信仰の証しを示す聖会となった。
現在、ハワイには日本語を使う教会が20ある一方、現地の日系人は4世代まで進み、日本語の理解できない人が増えつつある。そのため、日本語しか話さない人とのコミュニケーションが難しく、宣教の場面でも支障をきたす事態が発生し始めている。
また、文化の違い、職業の事情など教会員同士の間で克服する課題も多く、日本人が主にハワイに描く暖かで和やかなイメージとは違った難しい現実がある。
聖会実行委員の平岡修治師(橋本バプテスト教会主任牧師)は、「今回ハワイでの宣教の現状を教えてくださった黒田師は丁寧という印象が強い。教会にどのような人が来ても疎外感を感じることなく入りやすい環境を整えて、懐を広げて相談を行っている。そのメッセージからは、教会での開かれた牧会姿勢が伝わってきた。『言葉の違いは問題にはならない。問題を問題と考えないで』と話す黒田師の姿勢に、改めて大切なことに気付かされた」と話した。
ハワイ・リバイバルミッションは2007年10月19〜21日にホノルル・カピオラニ公園内野外音楽堂で開催される予定。詳細は事務局(電話0536・23・6712)またはウェブサイト(http://www.j-revival.com/)で。