英迫害監視団「リリース・インタナショナル(Release International)」は今年、世界各地で約2億5千万のキリスト者らが信仰のゆえに迫害されるようになると発表したことがわかった。1月2日付のクリスチャンポスト紙の報道によると、特に迫害が激しい地域として、イスラム圏、共産圏、ヒンドゥー圏、仏教圏を順に挙げた。
同紙は、現地のキリスト者らは拉致、改宗強要、投獄、教会建物の破壊、拷問、死刑、性暴力などさまざまな形で迫害されていると報じた。
リーリス・インタナショナル代表のアンディ・ディッパー氏は、「サウジアラビアは矛盾した政策が固守される国だ。一方では西欧国家によるオイルマネーが自由に入ってくる経済的な自由が許されるが、他方では信仰の自由が徹底して封鎖されている」と説明した。
アンディ氏は、「イスラム原理主義勢力はジハードを主唱しつつ、キリスト教徒と非イスラム教徒らに対して、暴力による改宗を強要している」と伝えた。