ニューヨークのスラム街を舞台に2万2千人の子どもたちを命がけで育て、今や世界的に注目を集めるビル・ウィルソン氏が今年4月、東京・永田町の星陵会館で講演会を開催する。13歳のとき道端に捨てられるも今世界的な事業を展開する彼が、ビジネスにも通じる「逆境をはね返す大成功の法則」を2日間にわたって語る。
貧困と麻薬と殺人の横行するN.Y。ブルックリン。ウィルソン氏はその劣悪な環境のもとで、2万2千人の子どもたちが通う日曜学校を運営している。子どもたちの里親を全世界から募り、教育と生活の支援、集団および個人カウンセリングを行い、悪に染められた子どもたちの回復と健全な自立を目指している。
彼の運営する日曜学校のシステムは世界的に高く評価され、各国でその働きが模倣されている。
彼の著書『この子だれの子』(1500円、いのちのことば社)には、いつも死と隣り合わせの自身の壮絶な日々が刻銘に記されている。彼の働きを助けるために、世界中から毎年100人近くの人々が、無償にもかかわらず、住み込みでいのちがけの奉仕に臨んでいるという。
ウィルソン氏のサクセス・ストーリーは、停滞したままのビジネス、目的を見失った教育、無気力にとらわれた人生、愛を忘れた家族など、現代社会に渦巻く様々な閉塞感の壁を打ち破り、一人ひとりの人生に価値ある変化を生み出す秘訣を教えている。
セミナーは4月10、11日の2日間全6回で、全参加で前売り5千円(当日は6千円)。各セミナーの参加は前売り2千円(当日は2千500円)。申し込み問い合わせは、東京福音センター(電話:03・3561・0174)まで。