来年で46回目を迎える日本ケズィック・コンベンションは、歴史が深く格式があるために若者たちが抱いている「参加しにくい」という固定観念を打破しようと、各地で青年大会を企画して若者の参加呼び掛けに力を注いでいる。
箱根では大会2日目、2月24−25日の東京大会では1日目に若者を対象にした集会「ユースコンベンション」をそれぞれ開催する。箱根では青年バンドによるワーシップソングを中心とした集会を企画し、峯野慈朗師(37、ウェスレアンホーリネス教団・遠州キリスト教会)が聖書のメッセージを伝える。東京では若者に人気を集めるクリスチャン・シンガーソングライターの塩谷達也さんを賛美ゲストに迎える。
集会後にはグループディスカッションの時間を設け、普段同年代の信徒が少ないために教会で肩身の狭い思いをしている青年でも、同じ信仰を持つ若者たちと気軽な雰囲気で交流ができる場を用意している。そこで深めた信仰の友との絆を、自らの信仰生活の大きな支えとする参加者も多い。
「ユースコンベンション」は箱根ホテル小涌園で来年2月21日午後1時から、東京都新宿区の同教団・淀橋教会で同24日午後5時半から開催する。問い合わせは、事務局(03・3291・1910)まで。