JTB(東京都品川区)が全国の10代〜70代以上の男女を対象に行ったアンケート調査によると、今年のクリスマスは「自宅で家族と過ごす」(65%)人が多く、次いで「食事に行く」(10%)、「自宅で友人・恋人と過ごす」(8%)、「イルミネーションを見に行く」(5%)、「旅行に行く」(4%)など平日どおり過ごす人や外出する人が多いことがわかった。JTBは「寒い季節でも、出歩く楽しみを与えてくれるクリスマスは、日本の商業施設にとってはうってつけの存在」とコメントしている。
クリスマスを過ごしてみたい場所(国内)」については、北海道(27.6%)、東京ディズニーリゾート(12.2%)、神戸(ルミナリエなど)(10.1%)、沖縄(8.5%)、東京都内(お台場など)、温泉(3.7%)、横浜(2.0%)、ハウステンボス(1.9%)、USJ(0.9%)、金沢(0.5%)の順。
海外では「ベルギー」「ドイツ」「オーストラリア」「アメリカ」などさまざまな国が挙げられた。
「クリスマスに今までに訪れた場所の中で印象に残っている場所」の自由回答で「教会」と答えた人はごく少数のため統計に出ない(JTB広報)とのこと。
アンケートに答えた1760人のうち10代〜30代は900人だった。JTBは発表のなかで「キリスト教の行事だったクリスマスが、ライトアップイベントやクリスマスプレゼントなど、日本でも年中行事として定着しつつある。寒い季節でも、出歩く楽しみを与えてくれるクリスマスは、日本の商業施設にとってはうってつけの存在」としている。