大阪クリスチャンセンター(大阪市中央区、以下OCC)は5日、開館50周年を記念して、神学者、説教塾主宰で今年伝道50年を迎えた加藤常昭師(日本基督教団隠退教師)の講演会を同センターで開催した。
加藤師は「伝道する教会に生きるために」と題して講演。90分間にわたって徹底した福音宣教の必要性を説いたうえで、そのためにはまず「教会に在るキリスト者が、こころ砕かれ、神の前に悔い改めのこころをもって隣人への愛に生きよう」と訴えた。平日にもかかわらず会場には教職者や信徒ら240人が教派を超えて集まり、加藤師の講演を熱心に聞いた。
午後6時半からは大阪市内のホテルに場所を移して晩餐会が開かれた。ここでも20に及ぶ教派の牧師や信徒ら120人が集まり、加藤師と親しく交わりながら、ともに熱い祈りをささげた。
参加者は「期待通り。言葉では言い尽くせない感動を与えてくださった」と感想を語った。
OCCではこの他にも開館50周年を記念する様々な行事を予定している。来年2月28日より3月7日まで現地のクリスチャンガイドが同行する「イスラエル聖書の旅」を企画して現在参加者を募集している。申し込みは12月15日まで。問い合わせは、OCC(電話:06・6762・7701、日祝除く10:00−17:00)まで。