「沖縄フランクリン・グラハム国際大会2006」が3−5日、沖縄県の北谷陸上競技場で開催された。世界的伝道者ビリー・グラハム師の息子フランクリン・グラハム師が連日7000人以上の来場者に向けて聖書のメッセージを明快に伝えた。
最終日には1万人が来場。決心者は3日間で2000人に上った。舞台では50人のオーケストラと3〜4百人規模の聖歌隊、100人を超すゴスペルクワイアの迫力ある演奏が会場を大いに盛り上げた。
大会の開催に向けて県内の約150の教会が集まり協力体制を敷いた。1980年のビリー・グラハム国際大会以来、26年ぶりとなる沖縄全県上げての集会となった。
大会の実行委員会を設置した当初、一部の教会から開催反対の声もあった。だが、沖縄の教会関係者は大会全体を振り返り、「教団教派を超え、本当に連帯し一致して、信徒も大きな励ましを受けた」「沖縄県民の伝道救霊のために、沖縄の教会が一つになった」と開催の喜びを語った。
大会のカウンセリング・フォローアップ委員会は、決心者ら「ベイビークリスチャン」が教会で今後長期的な信仰生活を送れるよう、各教会にフォローアップの徹底を呼びかけている。