キリスト者が国家の繁栄と国家指導者のために祈る集い「国家晩餐祈祷会」が19日、都内のホテルで開催された。国会議員やビジネスマンらが集まり、心を合わせて祈った。
この集いが最初に開催された韓国では、盧武鉉(ノムヒョン)大統領が参加するなど注目を集めている。
開会に先立ち、土肥隆一衆議院議員と中島孝夫大会委員長が挨拶。中島委員長は日本が他のアジア諸国と協力して伝道活動を推進し、国内の教団教派の和解と一致のために祈るべきと強調した。
音楽ゲストとして、テレビやラジオで活躍中の泉堅氏(株式会社万座温泉ホテル会長)が出演した。日本エキュメニカル協会理事長の徳善義和牧師(日本福音ルーテル教会)、玉の肌石鹸株式会社社長の三木晴雄氏が講演した。
祈祷の時間には、渡部信日本聖書協会総主事と小川国光・元日本福音同盟(JEA)理事長が、1)日本国家が創造主なる神を畏れる国となるように、2)国家の指導者たちに主の祝福と導きがあるように、3)クリスチャン議員がますます祝され用いられるように、4)クリスチャン自身の悔い改めと再献身、5)世界のクリスチャンが一致協力してとりなし、祈り、行動できるように、6)御国がくるように、御心が天で行われるごとく、地でもなされるように――との祈祷課題を挙げた。