11月3,4,5日の「沖縄フランクリン・グラハム国際大会2006」開催を間近に控えた沖縄では、8月下旬から今月1日までの5週間、大会中に信仰の決心をした参加者を教会につなげる働きを担う奉仕者育成のための講習会「クリスチャン生活と証しセミナー」を開催。県内にある24の教会が会場となった。
このセミナーは、大会までの個人伝道の促進、大会中に信仰の決心をした参加者に救いの確信を与え、その人々を各教会へとつなげるカウンセラー、また、その後の信仰生活をそれぞれの教会で温かくサポートしていくフォローアップの奉仕者育成を目的として、同大会カウンセリングフォローアップ委員会が主催した。
セミナーは全5回で、一週間に一回のペースで進められていった。各曜日に必ずどこかの会場でセミナーが開かれる。参加者がたとえいつもの教会で受講できないとしても、その同じ週に、違う曜日が割り当てられた近くの教会に行けば埋め合わせができるようにした。
ビリーグラハム伝道協会から提供された冊子などをテキストに、自分の信仰の再確認、信仰の証し、伝道、教会生活についての学び、また、大会で新しく信仰を持った人々を教会によく迎え、その教会生活を長期的にサポートするためのスモール・グループの学びなどが行われた。
参加者にも好評で、期間中、合計でおよそ1000人が受講。24もの教会の協力、連携体制がこれらを可能にした。
開催まであと29日。沖縄中が今、キリストのもとに思いを一つにし、天国に国籍を取得する、おびただしい数の新しい命の誕生を心待ちにしている。