日本イエス・キリスト教団の元教団委員長、高橋虎夫牧師が郷里島根県で地域の教会に協力を呼びかけ、リバイバルを起こそうと「石見聖会」を発起、17日第7回目の開催を迎えた。開催地は島根県浜田市にあるインマヌエル浜田キリスト教会。
この聖会は00年、地域にある4つのホーリネス系の教会に呼びかけて第一回目の聖会を開催したのをきっかけに、海の日に毎年行われてきた。今年は、80人の信徒らが参加した。
午前は、中島政幸牧師(福音教会連合・益田福音教会)が、クリスチャンの完全性について(マタイ5:48)、午後は、高橋虎夫牧師(イエス・キリスト・川本教会)が、よい牧者であるイエス・キリストとの清い関係性(ヨハネ10:11)について説教した。
今年から福音教会連合の益田福音教会が新しく主催に加わり、5教会が協力する新しい体制で聖会に臨んだ。
「石見のクリスチャンがこんなに集まってがんばっている、それが大きな喜び」「非常に励まされる」と語る、主催の山本剛牧師(インマヌエル浜田キリスト教会)。「石見のリバイバルのためにがんばりたい」と、聖会によって再び新たにされた、宣教への熱い思いを語った。
教団の代表職という激務を引退してなお伝道に赴く牧師の姿は、伝道から遠ざかる若い世代のクリスチャンに挑戦と悔い改めを投げかける。