今年の11月に開催される「沖縄フランクリン・グラハム国際大会」(11月3〜5日)のための徹夜祈祷会が5日、那覇バプテスト教会で行われた。午後7時半から深夜まで続いた集会には、およそ190人の信徒らが集まり、11月の伝道大会のために熱い祈りをささげた。
集会では、荷川取順市牧師(高原ホーリネス教会)が新約聖書ペトロの手紙第二3章8節から9節、伊藤嘉子牧師(白い家フェローシップ・チャーチ)がエフェソの信徒への手紙6章18節から19節、金城信一郎牧師(沖縄ゴスペルファミリーチャーチ)が使徒言行録10章1節から8節の御言葉をそれぞれ伝えた。リバイバルには祈りと一致が不可欠であること、信徒一人ひとりが主の霊に強められて伝道しなければ、今大会の成功、そして日本のクリスチャン人口1%の壁は決して破ることができないことを強調した。
沖縄の諸教会では、個人単位、教会単位、また教派を超えて信徒らが集まり、大会のためにとりなしの祈りを続けている。大会当日に会場周辺を祈りながら行進する「ウォーキング・プレイヤー」も計画中だ。沖縄では現在、県内隅々にまで祈りの働きが起きており、大会開催への準備、そして日本全体の救霊運動を支えている。
同大会祈祷委員長の新垣栄市牧師(聖書長老栄光教会)はクリスチャントゥデイの取材に対し、「回を増すごとに熱気を帯びてきた」と集会の様子を語り、「(徹夜祈祷会は)今年の4月から始まり、10月までで全部で7回。ヨシュアの軍隊が第7日目にエリコ城を7度回ったように、私たちもエリコ城を崩したい」と今後の意気込みを語った。