06年5月に開催予定の超教派大衆伝道大会「首都圏キリスト教大会」の会場委員会ら各委が、青年奉仕者の充実、会場の淀橋教会(ウエスレアン・ホーリネス教団東京・新宿区)と青山学院(東京・渋谷区)の準備などのために各教会に祈りを呼びかけている。
同委など大会の各委員会は、若い世代の働き手を必要としており、各方面に祈りを要請している。
神学校や教会・教団が青年会などからスタッフを派遣してくれればとの願いもある。また、同大会実行委員は高齢のため、次の世代への引継ぎも大きな課題であるという。
会場委員の太田晴久牧師(救世軍本営、少佐)は救世軍からの参加者および奉仕者の動員を呼びかけている。本紙の取材に対し、同師は小隊(教会)と本営(本部)との強いつながりを生かして救世軍の若者が首都圏キリスト教大会に寄与することを願うと語った。
5月12〜14日に開催される同大会の2、3日目は、会場を青山学院の講堂に移す。同院からの正式な使用許可が06年3月に下りる予定だ。会場委の日下部繁委員長(日本ナザレン教団、三軒茶屋教会牧師)は舞台、音響、映像、そしてそれらを扱うスタッフなど、実務面の必要が満たされるよう祈ることが必要と語った。
人口の集中する首都圏のノンクリスチャンに広く福音を伝えるという共通の目標を掲げるクリスチャンが奉仕を通してキリストの証人となるために、教団・教会が一致をして宣教に取り組む姿勢が試されている。