神戸市垂水区の諸教会が主催する特別セミナーが9日、垂水福音教会(松下勝彦牧師、兵庫県神戸市垂水区)で開催された。国際キリスト教団体ブリッジズ・フォー・ピース(Bridges For Peace、本部エルサレム)のスティーブン栄子日本支部理事長が「再臨の条件」をテーマに講演。この団体を支援する同区の牧師や信徒ら約40人が参加した。
ブリッジズ・フォー・ピースは、ユダヤ人とクリスチャンの平和の架け橋となることをめざし、1976年に設立された。出版物などを通してエルサレムの最新情報を日本に伝える働きを行っている。
スティーブン理事長は、講演で、イスラエルに関する様々な聖書の言葉と実際の歴史を照らし合わせながら、イスラエルやクリスチャンが歴史の中で歩むべき道について語った。
参加者からは「聖書を通して歴史の流れが良く分かった」と好評だった。
主催者側は「イスラエルを語らずには現代の国際情勢を語れない。まして我々クリスチャンのルーツであるイスラエルをもっと知り、彼らのために祈っていきたい。このようなセミナーを継続していきたい」と話した。
同理事長は11月2日まで日本に滞在し、関西を中心に全国約20か所でセミナーを開催する。