東京第一教会(金宙完牧師、東京都杉並区)で11日、ジャパン・リバイバル・ミニストリーズネットワーク(綾部裕子代表、以下JRM)の第一回ミーティングが開催された。
JRMは日本のリバイバルのために、教団教派を超えて御霊の一致のもとに訓練を受けた人たちが、魂の救い、癒し、解放のための福音宣布チームを形成することを目的として結成された。海外の特定のミニストリーを日本で展開する形ではなく、JRMのもとで日本人中心の働き人を養成することも特色のひとつだ。
JRMは「ネットワークの中で、キリストの身体を立て上げるため」として、三種類(?構成員(登録者:牧師・教会リーダー) ?協力者(講師)?協力教会)の協力関係を築いている。現在、構成員は66人(3月31日現在)、協力者はメル・ボンド師、ソン・ファニン師等、海外の著名なリバイバリスト、協力教会は44教会(3月31日現在)だ。
同ミーティングは、前半に礼拝と祈りの時間があり、綾部氏に日本のリバイバルについての預言などが与えられた。
後半、JRMの概要説明会、各構成員によるビジョンの分かち合いがあった。構成員の一人は「このような集まりができるのを待っていた」と述べ、今後の活動に期待感を示した。
綾部さんの話
この働きへの召しについて
神様が導かれる祈りのテーマはいつも日本のリバイバルについてで、そのことを40年に渡って祈ってきました。約7年前から神さまの導きにより、同じ思いをもっておられる海外からの器と接し、聖会の通訳やコーディネイトをする機会を頻繁に与えられるようになりました。各人別々に聖会のセッティングをしていましたが、ある時から、これらをひとつにまとめてJRM(ジャパン・リバイバル・ミニストリーズ)を立てあげることが神様のみ心であることを感じ始めたのがきっかけです。
これからのビジョンについて
まずは神様から同じビジョンや召しを与えられた人たちで集い、日本の教会の悔い改めの祈りをし、神様のみ手が動かされるように一致してとりなしの祈りからスタートしたいと思います。
JRMのビジョン:
?とりなしの祈りのリーダーとなる人々が癒し清められて立て上げられ、日本全国にとりなしの祈り手が増え広がっていくこと
?次代を担う若者を御霊によって育成して、多くの傷つき、希望を失っている若者たちが造り変えられる場となること。そのために若者のグループを形成して、自由な活動を支援すること
?日本全国に断食をして主を呼び求める「ザ・コール」のような悔い改めと和解の大聖会を開催すること
?癒しと奇跡の大伝道集会(クルセード)を開いて救霊すること
?それぞれの召しにしたがって海外へ宣教師を派遣すること
?経済界、政界、学会の中に御霊が働いて、日本全体に影響を与える幅広いネットワークを作ること
?世界の若者たちと交流の機会をもち、海外から良い影響を受けると同時に、日本の良い影響を海外に流していくこと
?次の世代を担う若者を御霊によって育成し、御霊による神学校を設置して、真の礼拝者として世界に羽ばたくキリストの弟子を育てること
ネットワーク構築の必要性について
一教会では出来ない救霊や聖徒たちの訓練を、ネットワークを通して神さまが実現してくださると固く信じます。
日本のリバイバルは大規模なものになるでしょう。キリストの愛が血液のように流れて、キリストの花嫁である教会が一致し、キリストの身体となるとき成就すると思います。
すべてのことは御霊が主の熱心によって成就してくださいます。