「キリスト教界でメンタル・ヘルス(精神衛生)に対する認識を広げつつ学習の場を提供するために、教派を越えて協力しよう。」
このようなスローガンを掲げ、キリスト教の国際連絡組織の一つ、世界教会協議会(WCC)は今後2,3年にわたり「メンタル・ヘルスと信仰共同体」をテーマとする活動に乗り出すことを発表した。
05年9月にドイツで行われた第9回WCC世界総会で採択された議案を具現化。アフリカ、アジア、中南米、北米、中東、欧州の各地域から専門家を集めた委員会を設置し、今年1月28−31日、スイス・ジュネーブで第一回会合を行った。(写真=WCC)