ローマ教皇ベネディクト16世は25日昼(日本時間同日夜)、バチカンのサンピエトロ広場で恒例のクリスマス・メッセージ(ウルビ・エト・オルビ)を発表し、パレスチナ和平の進展への強い希望を表明した。
今年9月のドイツでの講演で教皇は、イスラムの教えを「邪悪」とするビザンチン帝国皇帝の発言を引用し、イスラムの反発を招いた。
教皇はメッセージの中で「中東での多くの衝突を深く心配している。正義によって長く続く平和への道ができることを希望する」と述べ、治安が悪化するイラクでの暴力停止を訴えた。
2006年12月26日22時21分
ローマ教皇ベネディクト16世は25日昼(日本時間同日夜)、バチカンのサンピエトロ広場で恒例のクリスマス・メッセージ(ウルビ・エト・オルビ)を発表し、パレスチナ和平の進展への強い希望を表明した。
今年9月のドイツでの講演で教皇は、イスラムの教えを「邪悪」とするビザンチン帝国皇帝の発言を引用し、イスラムの反発を招いた。
教皇はメッセージの中で「中東での多くの衝突を深く心配している。正義によって長く続く平和への道ができることを希望する」と述べ、治安が悪化するイラクでの暴力停止を訴えた。