米紙USAトゥディによると、ニューヨークの世界貿易センタービル爆破の主犯格の一人として米国で服役中のイスラム教聖職者、シェイク・オマル・アブデル・ラフマン(68)の健康状態が極度に悪化しており、国防省や連邦捜査局(FBI)はテロリストによる米国攻撃の可能性が高まっているとして警戒を強めている。
同紙は米政府筋の証言を匿名で掲載したうえで、信ぴょう性はそれほどないと伝えた。だが、報道によると、ラフマン氏は、自分の死亡の際に米国を攻撃するよう関係者に伝えていたという。
同紙によると、FBIが全州の治安当局に各地の主要施設で警戒を強めるよう指示したとの情報(政府筋)がある。
現在、ラフマン氏はミズーリ州の病院で治療を受けた後、同州スプリングフィールド連邦刑務所の病棟で絶対安静の状態であるという。